研究テーマ

生活季節の実態把握と予測評価

桜の開花やツバメの去来など動植物に見られる季節現象を生物季節というのに対し,衣替えや空調機器の使用のような生活上の季節現象を生活季節といいます。桜の開花日を予想して桜前線を描くように、衣替えの時期や空調機器の開始・終了時期を前線として表す研究です。

体感温度指標の開発と検証

暑さ寒さの感覚は、気温以外にも、湿度・放射温度(長波放射)・風速・代謝・着衣が関係します。さらに外に出れば日射(短波放射)、部屋で寝転んでいれば伝導も関係します。このような環境を感覚的に捉えるための体感温度を理論的に構築し、実際の環境に適用してその有効性を検証しています。

気候地名の検証

東日本大震災で津波に見舞われた地域には、過去に水害があったことを窺わせる地名が数多くあるそうです。府大の所在地である半木町(ハンギチョウ)も、かつてはナカラギと読み、漢字では「流木」と表しました。普段は穏やかな鴨川ですが、ときに大きな氾濫を起こすことを教えてくれます。地名からその地の気候を探る研究です。

ミントの涼感効果

実際にからだが冷えるわけではないのですが、ミントガムやミント成分の入った入浴剤を使うとスースーと涼しい感じがします。ではその涼しさは気温が何℃下がるのと同じ効果があるのでしょうか。そんな疑問に被験者実験によって迫ります。

伝統技術のバイオクライマティックデザイン

伝統にはただ古いだけではない、ときに現代よりも優れたポテンシャルを備えていることがあります。陽当たりや風通しなど、地域の気候にあった建物のかたちや材料などがその一つです。これらの性能を物理的・客観的に評価し、その現代的意義を検証します。

温熱環境の表現用語の認識評価

サクサク、ふんわりと聞くと何やらおいしそうです。オノマトペは、小さな子どもにもわかりやすいのに、他の言葉に言い換えにくい、不思議な言葉です。温熱環境に対する感覚を表すときにもポカポカ、ジトジトなどたくさんあります。これらをどう認識し、どう使い分けているのかを調べる研究です。

 着心地,座り心地,乗り心地,使い心地,寝心地,住み心地,居心地・・・。どれも良いに越したことはありません。心地よさの正体は,どういうものなのでしょうか。適切な気温,適切な光,そういう物理環境を整えることも大事ですが,それだけで実現できるものでもありません。生きた心地がしない,なんてことにならないように。そんな心地を科学する研究室です。

 具体的な研究テーマは多岐にわたります。人間を中心として,最も身近な環境である被服から,室内・インテリア,建築,地域,都市,ときには地球環境に至るスケールまでを対象としています。その研究領域は温熱環境を主としつつも,光・空気・音環境にも目を向けます。また工学的アプローチのみならず,これまで気象・気候学,地理学,生理学,心理学,社会学,民俗学,国語学,デザイン学などとの境界領域にも踏み込んできました。

 上述の「研究テーマ」は,その一例です。

Members

小牧 明史

M2

椅子座面形状とむれ感の関係

東原 克行

M1

入浴時の精油利用による冷涼効果

冨永 大智

M1

n-back課題による知的生産性評価

薄田 純平

B4

椅子座面におけるむれ感

大槻 亮介

B4

永井荷風の季節認識と季節表現

西山 友佳子

B4

現代中国における季節観

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